え！？ML115G1のケースってフツーのマザー入らないの？
今日もDiablo2の話ではなく、ML115G1改造についてです。前回の続きです。
・ML115G1 元スペック
Athlon 3500+ / メモリ512MB / HDD80GB / グラボなし / サウンドなし
・当方所有のML115の現状
1号機：メインPC AthlonX2 5600 / UMAX製メモリ2GB / HDD増設 / GF8400GS / SB5.1VX / OS:XP
2号機：サブPC AthlonX2 4200 / 1号機のメモリ足して1GB / HDD増設 / RadeonX300 / SB5.1VX / OS:W2K
3号機：放置機。ハードウェア構成そのまま。近日、譲渡予定。OS:2003Server
でめでたく、更新対象の2号機の交換パーツが全て揃いました。
ところが衝撃の事実が発覚！ML115G1のケースは通常のマザーボードが使えないのです。確かにML115G1のwikiのmother boardの項には↓のような記述がありました。
•バックパネルは取り外し不可(一体型)で非常に特殊な配置。他のケースに移植する場合は注意。
ここではマザーボードが主語ですので、ケースを主語に変えて整理しなおします。
⇒ML115G1のケースの背面部が一般的なマザーボードに未対応
Ｇ１のケースはＧ１のマザーボード専用にコネクタの穴が設計されており、一般的なマザーボードのバックパネルを付ける穴が無いです。バックパネルをはめ込むための穴を空ける必要があります。ところが、穴を開けるといっても相手はスチールですから、専用の工具が必要となります。幸いなことに↓のリンクで同じことをやっている先人が居たので参考になりました。ありがたいス。
詳細は書いていませんが、ハンドニブラーの方は、かなり大変な作業になるようです。もちろんヘタレの私はディスクグラインダーを迷わずチョイス*1。
ディスクグラインダーについて
- ディスクグラインダーのチョイス
ディスクグラインダーはアマゾンで3000円以下のものを購入しました。ディスクグラインダーの刃は1mmぐらいの奴を10枚セットで購入しました。以下、経験談。
- 作業上、気づいたこと
- ディスクグラインダーはその値段でも全然不満はありませんでした。
- グラインダーの刃は厳重に固定しましょう。万一の際危険です。
- 刃の厚さ次第で、固定用のリングの裏表を逆にセットする場合があります。
- 本気で火花がでます。屋内は作業は無理な感じ。
- 保護マスクはともかく、軍手はかなり必要です。火花飛んで熱いです。
- 本当はマスク、防護手袋用意したほうがいいのでしょうが。
- 刃は1枚だけで十分です。この加工程度の作業ではほとんど減りません。
- 切る範囲
ハンドニブラーで加工した人のリンクに写真がありますので、それを参考にしました。グラインダーの人の方はちょっと切りすぎだと言っています。
組み込み作業について
- マザーの取り付け
旧マザーをはずすと４つの出っ張りがあります。ＣＰＵの固定用のねじ穴ですが、これはペンチで取り外しましょう。私は最初、外さないで無理やり新しいマザーボードを付けようとしてマザーがたわんだり、干渉したりしましたorz
- 電源の取り付けと電源ケーブル接続
ケース全体が小さめなので、電源の奥行きが長いと、DVDドライブなどにぶつかりやすくなってかなりウザいです。幸い電源の白狼が小さめだった*2ので助かりました…が、ケーブルが硬い割りにSATA電源ケーブルが異様に抜けやすく大苦労しました。しょうがないのでHDDのSATAケーブルだけ針金で固定しました。
- フロントパネルコネクタ
フロントパネル用のスイッチはマザー側の１，２ピンをあまらせるように適当にさしたら、電源スイッチもHDDランプも繋がってくれました。とりあえず正常に動きました。よしとします。
- ケースファン
さて、ML115G1から引き継いだケースファンをマザーボードに繋ごうとしたところで問題が発生。ケースファンのコネクタは4ピンですが、マザーのコネクタは3ピンです。なんだか形状を見る限り、そのまま繋がりそうですが、繋げてしまっていいの？しょうがないので調べることにしました。次回に続きます。
