ML115G1改造計画発動

今日はDiablo2の話から離れ、PC改造の話です。ML115G1改造です。

「HP Proliant ML115G1」とは遥か昔(2007年8月?)に販売終了となったHP社の激安サーバ*1です。このサーバはサーバの癖になぜかPCI-Expressx16スロットがついており、ビデオカードを増設することで非常に安価なPCとして使えることで好評を博しました。生産終了間際に購入した3台の末路および今の記録です。

・ML115G1 元スペック
Athlon 3500+ / メモリ512MB / HDD80GB / グラボなし / サウンドなし

・当方所有のML115の現状
1号機:メインPC AthlonX2 5600 / UMAX製メモリ2GB / HDD増設 / GF8400GS / SB5.1VX / OS:XP
2号機:サブPC AthlonX2 4200 / 1号機のメモリ足して1GB / HDD増設 / RadeonX300 / SB5.1VX / OS:W2K
3号機:放置機。ハードウェア構成そのまま。近日、譲渡予定。OS:2003Server

↑現状を見てもらうとわかりますが、2号機のOS,Windows2000はとっくにサポートが切れており、とっとと新しいのに入れ替えねばなりません。と思いつつ、放置プレイだったのですが、極貧ぶりを哀れんだ友人が太っ腹にもCPU/マザー/メモリ/電源を譲ってくれるということになりました。譲ってくれるパーツは以下のものです。

  • CPU:Core2DuoE????
  • マザー:P45-T2RS
  • メモリ:SunMaxDDR3-2GB*2
  • 電源:白狼

マザーはLGA775マザーで、オンボGigabitLAN&サウンド付のMicroATXマザーです。電源は530Wで信頼性のあるもののようでした。今の環境からすると凄い性能で、本当にありがたい。これを機に、2号機のリプレイス計画がスタートしました。

2号機ですが、これだけパーツ総入れ替えになると、買いなおしたほうが普通は安くて早いです。もはや自作は安くない、というのが定説ですし、現行のG1もメーカー製でパーツ全てまとめると、普通に揃えるより安いから買った、という選考理由ですしね。しかし、今回は主要部品はほとんどタダで交換できました。ラッキーです。

そうなるとG1から引き継げる部品はもうケースとビデオカードぐらいしかないわけです。ケースは使い勝手、デザインが気に入っているし、そのまま引き継げる(と、この時点では思っていました。後でそのままでは使用不可と発覚)ので、継続使用決定です(個人的にはG1購入価格\12500のうち一万円ぐらいはケースの価格でもいい、と思うぐらい、このケースは気に入ってましたし)。

ビデオカードは旧機種のX300の何かを引き継いで時間が経ったら換装することも考えましたが、OS更新を伴うので新しいもののほうが相性や新機能対応でよさそうなのと、X300じゃあまりにあまりだとおもったので、新調することにしました。そして調べた結果、MSI R5670-PMD1G V2を購入しました。理由は以下の通り。

  • あまり性能が必要じゃない初心者はこの辺りにしとけ→RD5670(2ch情報)
  • coconetのレビューでファンが静かだと言われていた。

あとOSは当然更新しなくてはいけないのでWindows7を注文しました。正直、DSP版を買えばよかった、と後悔。商品到着を待って組み込みに入ることにしました。記事見直して思ったんですけど、タイトルが「ML115G1改造計画発動」なのに残っている部品はケースだけですね。。。

*1:Proliant ML115 G5という名前の現行機があるようですが、現時点でHP社からしか販売していないみたいで、値段も妙に高いようです。一時、G5も激安機として有名だったのをウォッチしていたのですが、何があったのでしょうか?